親が定年退職や身体的に弱ってきたと感じたら厄介な銀行の貸金庫と定期預金を解約する
親が元気なうちに銀行の貸金庫と定期預金を解約する
親が定年退職や身体的に弱ってきたと感じたら、すぐに銀行の貸金庫と定期預金を確認する必要があるからです。
「銀行の貸金庫」と「定期預金」を確認する理由は、下記になります。
【銀行の貸金庫】
銀行の貸金庫は、借主の親が不在では実の子どもでも開けることはできません。
さらに、解約手続きも面倒なのです。
親が銀行の貸金庫を利用しているのであれば、親が健康なうちに解約することをおすすめします。
【定期預金】
定期預金は、預けると満期までお金を下ろすことができないため、昭和の親世代は定期預金と普通預金を区別して、利用し続けていたり、銀行員の言うままに定期預金にしている場合もあります。
また、定期預金には自動継続という巧妙なカラクリもあります。
通常、定期預金は5年など期間を設定しますが、契約時に自動継続を選択していた場合に満期後、契約時に設定した期間で、自動継続になります。
銀行側からとしたら、常に定期預金しておいて欲しいですからね。
定期預金は、昔は6%を超える金利が高かったので、昭和生まれの親世代によっては預けている可能性があります。
しかし、現在の定期預金の金利は0.25%程度なので、定期預金にする利用価値はありません。
定期預金は、親と相談した上で、金利も低いし、次の満期時に解約手続きを行いましょう。
もちろん銀行の貸金庫と定期預金は、親が元気なうちは問題になりません。
しかし、親が病気で入院や突然の他界を受けてからでは、あなたにとって面倒な存在になることは明らかなのです。
私の体験談「親の銀行の貸金庫と定期預金」
私の場合、父親が76歳の時に脳梗塞で入院している間に、母親から二人の利用している銀行について、全ての通帳を確認しました。
貸金庫の利用はありませんでしたが、母親が定期預金していたので、すぐに銀行に連絡して「いつ解約できるか?」を確認した上で、母親と共に契約満期のタイミングで解約しました。
もし、父親が定期預金していたら、入院中であり、脳梗塞の今後の状況によっては、厄介なことになる恐れがありましたので、ホッとた経験があります。
まとめ
親が定年退職や身体的に弱ってきたと感じたら、すぐに銀行の貸金庫と定期預金を確認した上で、解約することをオススメします。
