親の在宅介護をどうする?訪問系介護サービスを上手に利用する
親の在宅介護を1人や配偶者だけで介護を抱え込むのは絶対にダメ!
もし、親を在宅介護する際、あなたとあなたの家族の介護負担を軽減してくれる強い味方が介護保険の訪問系介護サービスなのです。
介護保険の訪問系介護サービスには、大きく分けて以下の3種類があります。
【1】訪問
【2】通所(通い)
【3】宿泊
上記の訪問系介護サービス3種類について、主な目的について解説していきます。
【1】訪問
訪問では、身体介護と生活援助になります。
身体介護とは、ホームヘルパーが食事や着替え、入浴、トイレの介助など直接要介護者の体に触れて、身の回りの世話を行います。
生活援助とは、掃除や洗濯、買い物、食事の用意など家事をサポートしてくれます。
しかし、同居する家族がいる場合、生活援助は一般的に対象外となります。
【2】通所(通い)
通所(通い)は、朝から夕方まで介護施設で要介護者が過ごします。
介護施設では、レクリエーション活動で人との交流を目的とした「デイサービス」とリハビリや自立支援を目的とした「デイケア」の2種類が用意されています。
通所(通い)の送迎費用は、介護サービスの料金に含まれますが、介護施設での食事やオムツ代は自己負担になります。
【3】宿泊
宿泊で多く利用される「ショートステイ」は、要介護者が短期間介護施設に入所し、在宅介護している家族が休息をとってもらうことを主な目的としています。
あなたやあなたの家族にあった訪問系介護サービスを上手に組み合わせて、無理のない在宅介護をしていきましょう。
私の体験談「必要に応じて訪問系介護サービスを検討」
私の場合は、要介護3の父親を母親と私の二人体制で在宅介護しているのと、父親が「デイサービス」や「デイケア」で介護施設に行きたがらないので、無理に行かせていません。
母親と私の二人体制で在宅介護ができなくなった時は、父親が嫌がっていても、訪問系介護サービスを利用する予定です。
まとめ
多少の自己負担はかかりますが、親の在宅介護を上手くやりくりするには、介護保険の訪問系介護サービスを利用することです。
要介護度によって、自己負担額は変わりますが、特に親の在宅介護を1人や配偶者で無理して介護していると共倒れして危険です。
在宅介護される親もあなたもあなたの家族も介護疲れしないことが大切です。
