父が入院している病院にはソーシャルワーカーがいます。
ソーシャルワーカーに外泊のときに男手が足りないので、介護タクシーのことを教えてもらったとき、「介護保険に申請するといいですよ」と教えてもらいました。
このソーシャルワーカーのMさん。とっても行動が早いのです。担当医にもすぐ連絡してくれて、早急に介護保険の申請をすることになりました。
まず、ソーシャルワーカーが連絡をしてくれた地域包括支援センターへ出向き、父の現状を説明しました。「Mさんからお話を伺ってます」と言われ、話はスムーズに進むと思っていたのです。
でも、地域包括支援センターの方は「お父様の状況が変わってしまう可能性があるので、退院が決まってから申請した方がいい」と言いました。
あれれ?退院は決まってないし、ソーシャルワーカーと担当医は早く申請した方がいいと言うし……。どっちの話に従えばいいの?
ソーシャルワーカーと担当医の意見を地域包括支援センターの方へ伝えたものの、私も母も介護保険の知識がまったくない状態だったので、ひとまず「検討します」と帰ることにしました。
今度はパンフレットと本を読んで、介護保険のことを調べなきゃ。
休日を挟んで数日後、ソーシャルワーカーのMさんから母へ電話があったそうです。「地域包括支援センターの話は聞きました。外泊では介護保険を使えませんが、一時退院には使えます。すぐ申請しましょう」とのこと。
担当医には「治療をしてその都度、治療を続けるか、自宅へ戻るか考えさせてください」とお願いしてあります。そうすると、すぐ退院という日が来るかもしれない。
母が申請に行き、すぐに市から訪問調査の日程決めの電話がありました。
がんの勉強のあとは、介護保険の勉強か……。そして、父の見舞いと母のサポートも続きます。毎日があっという間に過ぎていく。
<この記事は2010年3月の出来事です>
※数年前の出来事のため、質問のコメントにお答えできない可能性があります。ご了承ください。
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