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食道がんの疑いがあるなんて本当なの? ブックマーク数


父が入院した翌日に母と娘と3人でお見舞いへ行った。突然の入院には驚いたけれど、父の顔色は家にいるときよりもよかった。

食道がんの疑いがあるなんて、本当なの?
冗談を言う父を見ながら、夢であって欲しいと思う。

ベッドに寝ながら腕時計をちらちら見る父。「置時計のほうが見やすいでしょ。持ってこようか?」と私が言うと、
「すぐ退院するんだから、置時計なんていらない」
と父は答えた。

その後、何度も何度も「退院するんだから」と言う父。「そうだよね♪すぐ退院できるね♪」と答える私。もし、食道がんだったら、しばらく退院できないだろう。この言葉が実現しますように、と心の中で願う。

見舞いの帰りにナースセンターへ行き、担当医の説明を受けたいと申し出る。明日の午後に時間を調整してもらった。どんなことを聞かされるのだろう?

まずはがんについて勉強しなくては!ショックにうちのめされている時間はない。

お見舞いの帰り道、担当医の説明を聞く前に、少しでもがんのことを知りたいと思った。

私は食道がんについてまったくと言っていいほど知識がない。知識もなく担当医の説明を聞くだけだと、メモを取るだけで終わってしまう気がした。きっと担当医へ質問すらできない。

父の現状をしっかり理解し、父のために最善を尽くすには、私もしっかり準備しなくてはいけない。

駅前の書店を数件まわり、食道がんについて書いてある本をまず立ち読み。食道がんについて書かれている本が少なくて、かなり時間が経ってしまった。数ある本の中で、一番わかりやすいがんの本を買った。

その本にはがんとは何であるか?から、治療の方法、緩和ケアのことも幅広く書かれていた。がんの入門書にはぴったり。

本を読みながら、手帳に担当医へする質問を書き出した。

・どのくらい進行しているのか?
・最適な治療方法は?
・治療の副作用は?
・治療期間は?
・退院はいつできるか?

初めての説明だから、このぐらいでいいかな。睡眠不足で頭がぼけーーっとするのは避けたいし。

少しでも知識を学んだことで、焦りは軽減された。明日は初めて担当医に会う日でもある。緊張せずに話せますように。

<この記事は2010年2月の出来事です>
※数年前の出来事のため、質問のコメントにお答えできない可能性があります。ご了承ください。

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